履き込んで毛羽立ちが目立ち始めた靴下たち。
洗濯を繰り返し、おろしたてより格段にやわらかく。
いつか人前で履くことを躊躇う状態になったものを、災害時の避難用として数足ストックしています。
足を怪我や冷えから守るということに加え、目に映るもの、身につけるものがどれだけ私たちに大きな影響を与えているかを想像し、もしもまた足を通す日がきた時、やわらかなその靴下が少なからず助けとなってくれると確信しています。
明るい色の靴下もひょっとしたら気分を変えてくれるかもしれません。
出番が来ないことを祈りながら。
念のため。
3月11日を明日に控えて。